中古車で板金塗装している車はデータに記載されていないの？
中古車で板金塗装が行われていても、その情報がデータに記載されていないことが多いです。
なぜなら板金塗装に告知義務がないからです。
告知義務があるのは、重大な事故歴や故障が発生している車両です。
例えば、「ルーフパネルを修理した」、「サイドメンバーを修理した」など。
軽微な修理や板金塗装の履歴については明示する義務がありません。このため、修繕歴に板金塗装に記載がないことが一般的です。
とはいえ、修理したことが購入者に秘密にされていたら嫌ですねよね。
車両の外観に傷や凹みがあった場合は、見学時や問い合わせ時にお伝えすることが多いです。
「ここのドアの部分でちょっと板金塗装が行われています」など。
それで該当箇所をチェックして、問題ないと感じれば、購入するという流れが一般的です。
正直、中古車になると軽微な修繕や傷はけっこうあります。
それをいちいち記載していたらキリがないという実情もあります。
中古車を購入する際は、そういった部分は自分の目で確認するのがオススメです。
特に板金塗装が行われた場合、新しくなってわからないことが多いです。
もし板金塗装が行われたか全部把握したい場合は、業者側に聞いておくことをオススメします。